診療報酬の引き下げや医療費削減が話題に上がる昨今の医療業界ですが、精神科も例外ではありません。ぶっ飛んだ発想で、医療従事者の待遇と患者の利益を守ることが必要ではないでしょうか。
これは、私(島田)と実在しない院長の会話です。フィクションですヨ。
島田「入院患者向けにちょっと割安で医療脱毛をやりましょう!」
院長「もしものことがあるとね…」
島田「まあ確かに、でもご存じですか?医療脱毛クリニックの医師は、1年目で年収2000万円を超えることもあるんですよ」
院長「設備を導入しないといけないし、通常業務だけでかなり忙しいからね…」
島田「それを目的に患者が来れば、30日以内入院が増えますよ」
院長「うーん…でも脱毛が目的になっちゃうと良くないね」
島田「去年病棟の意見箱がお賽銭箱状態になったじゃないですか」
院長「あぁ、犯人だったんですね」
島田「あれを本格的にやるんですよ」
院長「というと?」
島田「外来や病棟に神社を作って、宗教法人で稼ぎましょう!非課税ですから!」
院長「小銭を集めてもあんまり…」
島田「歯列矯正!」
院長「歯科医師がいないから…あれは歯科医療行為だから医師免許じゃできないんじゃないの?」
島田「特別病院食ですよ!」
院長「うちは大盛り無料だからそれでいいんじゃない?あと調理員の負担がね」
島田「大学病院みたいな特別個室ですよ!」
院長「精神科病院じゃあんまり聞かないなぁ…」
島田「んーもう何ならいいの⁉性病検査!」
院長「えぇっ⁉」
島田「精神科の患者で性の問題がある方は少し多いじゃないですか」
院長「ニーズはありそうですね。ただ印象は大丈夫ですかね」
島田「安楽…」
院長「焼肉屋に来てもらうんですか?」
島田「いや、そうじゃないです。安楽死はどうかなと」
院長「あまり言いたくないけど、法律や倫理は置いておいて、1回100万にしても患者が来そうですね」
島田「どう、ですかね?」
院長「でも、長い目で見たら、安楽死を希望する患者の保険診療を続けた方がお金は動くんじゃないかな」
2025年6月10日