精神科患者同士の恋愛がうまくいく方法
精神科患者同士の恋愛がうまくいく方法
「別れたら死ぬから」
私も言ったことがある。だが、それは愛ではなかった。命を人質にしてつなぎとめる暴力に近いものだった。些細なことに油を注いでしまう。
本当に好きな人には、「死ぬ」というよりも「生きたい」と思ってほしい。それを言葉で伝えられるようになるには、時間と治療と、少しの距離感が必要だろう。
重い話を分かち合える関係は、確かに貴重だ。しかし、毎日の会話が「死」ばかりになると、お互いに沈んでしまう。
くだらない話でもいい。未来のことも語ろう。
精神科患者同士に限ったことではないことだが。精神科患者は感情の波が激しいことがある。孤独を感じやすく、誰かに優しくされるとすぐに心が動いてしまう。
たとえ自分が不安定な時期でも、相手の信頼だけは守ろうとする姿勢が必要だと思う。病気を理由にして、何でも許されるわけではない。
精神疾患を抱えながら子供を持つことには、現実的な困難がある。親としての責任、経済力、周囲の支援。夢だけじゃ育てられない。
子供は、「癒し」でも「希望」でもなく、命そのものだ。その命に向き合う覚悟があるか。
2025年8月20日 18歳